mogu1978のブログ

短編小説です♪

カフェにて7

「もう、行かなくちゃ」君の部屋をあとに、私は、カフェへと向かう。 あのカフェオレを、飲みに。

カフェにて

ある日のカフェで、出会いは、始まった。

カフェにて6

町外れの一角に、彼は新居のマンションに引っ越した。部屋は3LDK。カフェ風の、そのインテリアは、裕太と最初に出会ったカフェを、連想させる。ふたり藤の椅子にクッションをひいて、カフェオレを、飲んでいた。村上春樹の、文庫本を読みながら、彼は言った…

カフェにて5

裕太が、再び私の前に現れた。それはカフェではなく、私のありふれた日常の中に。彼は、裕太にそっくりだったから、私は、一瞬目を疑ったが、裕太にそっくりな彼は、やはりイケメンで、仕草ひとつひとつが、裕太そのものだった。私の好きなタイプは、いつだ…

mogu1978のブログ終了

カフェにて4

夢かしら? 目を、疑う。 街中で、裕太と、すれ違う。相変わらず、イケメンには変わりない。 「勝手に、人を殺すなよな。」 裕太が、笑ったような、気がする。 声をかけるには、あまりにも、唐突だった。 ストレートの、髪型は、変わりなく、 少し、服が地味…

カフェにて2

カフェにて2 裕太が カフェの階段を上がって来る 昨日は可憐と来たという 一昨日は 紗由理と来たという 裕太は カフェオレと チョコレートクロワッサンを注文した 「カフェには、よく来るの?」 裕太に 尋ねると 裕太はポニーテールのウエイトレスに 目をひ…