mogu1978のブログ

短編小説です♪

カフェにて4

夢かしら?
目を、疑う。
街中で、裕太と、すれ違う。相変わらず、イケメンには変わりない。
「勝手に、人を殺すなよな。」
裕太が、笑ったような、気がする。
声をかけるには、あまりにも、唐突だった。
ストレートの、髪型は、変わりなく、
少し、服が地味になったね。
クリーム色の、大きめの自転車で、
裕太は、すれ違う時、私を、目で、追っていた。
私は、気付かないふりで、
「良かった」と、嬉しくて、胸がいっぱいだった。
たぶん、もう、逢うこともないけど、
元気でね。

マリア様に、よろしく!